2人目の胸水
2人目の胸水も長女と同じく肺の周りに約1cmたまっていました。
とはいえ先生が違ったせいか週数のせいか今回は即入院でした。
↓入院当日くらい。横から見た感じです。赤い矢印は9ミリちょっとで矢印のあたりはみんな水になります
↓こちらは輪切りにした画像。
赤丸内がおよそ体になり、中の白いのが肺、真ん中の黒い部分は心臓で、肺を囲うようにある黒く見える部分は胸水です。
本来黒い部分は無いのが普通です。
エコーでは細かくはわからないのでMRIを撮ることが決まり、とりあえずMRIが空き次第検査することに。
MRIってとても人気らしく、外来での検査となるとだいぶ待つらしい。だから入院して隙間時間に検査すると。
毎日エコーで胸水を確認。
先生は10数年産婦人科医しているけど胎児胸水は初めて見た、と仰ってました。そんなに珍しいのか。
今回は少しずつ増えていってました。
一週間後、やっと空いたMRIに行けた。
今空いてるから検査しましょう!と呼ばれたのは夜の23時頃。MRIってそんな時間まで稼働してるんだ…
看護師さんに案内され、歩いて行ってみると入ってすぐに終わったのかベッドごと来たんだろうなっていう感じの迎えを待っているらしい方が。MRIはやはり人気。
検査着に着替えてからカプセル型のMRIで撮影開始。赤ちゃんが動かなかったのですんなり終わりました。
検査の方が妊娠中だからととても気をつかってくれて体勢が楽になるようにとタオルを挟んでくれたりブランケット借してくれました。
この時年末で病院内も肌寒い感じだったのですが、MRIの中がじわじわ温かくなるので検査が終わる頃には暑かったです。
↓入院数日、MRI検査前日?くらい
これはどうなってるのかよくわからないんですが、水に押されて肺が縮小しているそうです。
翌日、検査の結果を説明されました。
胸水は増えてて片肺は約半分くらい潰れ、腹水も少し確認されました。そして顔や頭に浮腫みがみられる…と。
つまり胎児水腫らしい。
このままいけば心臓が潰れた肺に圧迫されて心拍が下がる可能性があり、万一心拍が下がって帝王切開で赤ちゃんを産ませるとしても週数が早いのでNICUのある病院に転院したほうが良いと。
せめて34週過ぎればこの病院でも対応はできるだろうけど現状そんなに待ってられない状態。
という事で転院するために退院することとなりました。
退院した翌日に外来、こちらも大学病院なので激混み。
さらに詳しく見られるらしいエコーで確認し、水は多くはないけど少なくはないから抜いたほうがよいでしょう。まずは穿刺手術で水を抜きましょう、となった。
万一の帝王切開に備えて骨盤のレントゲン撮影と心電図、血液検査を受けて終了。
滞在時間は約6時間…妊婦にはなかなかハードでした。
外来の翌日には入院。
前金15万…高いけどみんな払ってるのよね。
次回は手術です。