入院1か月

気付けば入院生活は1か月を越えていました。

前回の左肺の胸水消失から1週間で右側の肺も胸水が減少傾向が見受けられ、胸水は良くなっていました。ただ肺の成熟がイマイチなのか、それともこんなもんなのか、羊水過多は予想よりもずっとゆっくりと改善傾向にとどまっており、腹水に至っては減ってないという状況でした。

 

朝6時半に起きて夜9時半には消灯の入院生活もだいぶ慣れて、時間があれば洗濯もして軽くウロウロ歩いたりして暇を埋めつつ、夜は前に撮った長女の動画を見ては落ち込んでいた。

私の扱いは切迫早産の方とそう変わらず、フロアは自由に行動できるけど会計とか売店とかフロアを跨ぐ移動の際には看護師同伴で車椅子移動だった。

他の入院している方は子宮頸管が短くてベッドから車椅子だったり、病室出るなら車椅子だったりと大変そうだった。当然お風呂も入れないので美容室的な感じで頭を洗ってもらって、体は清拭。清拭のお湯は香りが選べたりとかしてました。

あとほぼ毎食血糖値測ってる方に双子ちゃんの妊婦さん

入院って本当に大変だなと思ってました。

 

私の入院生活、常に傍らには点滴がいました。

ブドウ糖の液にリトドリンを混ぜる点滴で、針は1週間毎に交換。のはずが私は血管が弱いらしく1週間もたず、腕が腫れて点滴が詰まって刺し替えも多く腕は針穴だらけだった。

刺す所が見つからずに肘の近くに刺される事もあり、ここが駄目なら先生呼んで手の甲に…なんてこともあった。あまりにも腫れてヘパリンという薬が追加されたりもしました。

動悸や手の震えなどの副作用は落ち着いたかわりに足が痒くなる妊娠性掻痒になり、足が掻きむしり痕ができてしまっていた。(これは今でも消えてない)

寝ててもピロピロとなる点滴マシンに起こされるのもあるあるだと思う。

一番困ったのは入院費が月末会計だったため夫が来れず私が会計しに行った時。会計は待ち時間が長いので看護師さんが一度帰ってしまい、待ってる間にピロピロなってしまいかなり焦りました。あの時対応してくれたどこかの看護師さんありがとう…。

 

そんなこんなでやっと34週。

腹水は相変わらずだけど胸水はほぼ消失し、羊水も減少。ちょっと多いけど過多ではない状態にまでなり、お腹の苦しさはだいぶ改善されて起き上がるのが苦痛ではなくなってきました。

 

子宮頸管も十分ありもともと切迫早産の兆候もなかったので一度退院しても良いかもしれないと話がでました。