誘発分娩

人がいる時にお産してほしいとのことで誘発になりやってきました37週最後の日。

前泊するのでお産は翌日です。

この日までに心電図やら骨盤のレントゲンやらを終えて、病院内で販売してるお産セットを購入して下準備はOK!あとはお産のみ!

まずは受付。

入院に当たって前金はなし。お産セットがそれに当たるらしい。

そして体重測定。お腹の張りとかの計測。終わったら病室に移動して着替え。

ドラマとかで見たよくある病院着で1日1枚。血とかで汚れたら交換してくれるそう。リネン代はお産セット代に含まれているらしい。

ちなみにこのお産セット、物自体は産褥ナプキンとか入っているよくあるアレを渡されます。変わってるところといえば洗浄綿が2種類入ってました。

昼食後に診察。エコーで赤ちゃんをたっぷりと見せてもらい、頭が大きいと言われ、さらに子宮口は残念ながらクローズ…つまりまったく開いてないからラミナリアで子宮口を広げることに。(痛い)

これで刺激されて夜中にお産になる事も…なんて聞いて淡い期待を抱きながらじんわり腰痛がしんどくて横になる。

夕食後にシャワーを浴びて明日の誘発に向けてポカリにストローキャップつけたりとか準備。緊張してたのもあって渡された睡眠薬を飲んで就寝。

 

んで翌日。

点滴がつけられて看護師さんいわく水分の点滴に誘発剤を少しずつ混ぜていく感じ。

途中バルーンでさらに子宮口を広げるが、この日は前駆陣痛程度の痛みで終了。

 

さらに翌日。

前日と同じく朝から誘発剤スタート。

誘発分娩は基本的に2枠くらいなのか私の他に2人のお仲間がいました。

私の様な不発を見越してるのかな。

この日の陣痛は朝からフルスロットルでした。

途中破水もしていたらしくお産は一気に進み、それでも出なかったので吸引分娩になりました。

切ってからそれ入るのかよ!というサイズの器具を入れて吸引。すぽんと産まれました。

 

なんとか産まれた娘は3000gちょい

赤ちゃんが出ればおしまい…なんて事はなく。

胎盤の取り出しと会陰切開の縫合がありました。

28週まで飲んでいたアスピリン剤。服用している人の胎盤は大きくなりやすい傾向にあるらしく、大きめな胎盤は出る時になかなか痛い。縫合も麻酔されてるはずなのに痛い。麻酔の注射?そもそも痛い。チクチクされてるのも不快と痛いが交互にくる。

 

されるがままの状態で清拭やおむつ並の産褥ナプキンとかをされ、ベッドに移動されて産褥室に移されました。

産褥室を用意してる病院もあれば、病室にベッドごと移動されたり、陣痛室が産褥室を兼ねていたりと病院によって違います。

産褥室で赤ちゃんとじっくり対面させてもらいました。

かわいい…なんてかわいいんだ。頭とんがってるけど。治るっていうからいいか。

それからお産の進みが早すぎて間に合わなかった夫も到着。立ち会い出産をしていない病院なのでまあいいタイミングでした。

 

初産だった私、この後たまにあると言われる産後の発熱や誰もが通る道の後陣痛、そして一番辛かったのが収縮の確認。

収縮が悪いって言われ、こまめに確認されたおかげで痛い。毎回呻いてました。

 

なんとか無事出産を終える事ができました。